埼玉県草加市・東京都の北千住・曙橋で活動している姿勢・スタイル改善専門パーソナルトレーナー北村智哉(Twitter:@trainer_tomoya)です。
少しずつ暖かくなると、このような質問や相談を受けることが多くなります。
「少しでもお腹をスッキリさせたスタイルを作るにはどうすればいいのか?」
極論、言ってしまうとお腹の脂肪を運動と食事で減らすことです。
でも、中には体重や体脂肪率は平均的な数値なのに、お腹だけなぜかぽっこりしていたり、くびれがない方もいらっしゃいます。
そのような方の場合、腹筋のエクササイズを行い、腹部を締めるような力を出せることが必要になってきます。
これが出来ないと、どんな体重を減らしても、なかなかくびれたウエストや、ぺったんこのお腹が出来ません。
今日は、そのために必要な腹筋エクササイズをご紹介します。
腹部を締める力が弱っている or 出せていない
まず、なぜくびれが消えてしまったり、ぽっこりお腹になってしまうのかをお話ししていきます。
その要因の1つとして、腹部を締める力が弱っている or 出せていないことが挙げられます。
主に腹筋群が力を出していくことが必要になるのですが、それが出来なくなるのです。
なぜか?
これにもいくつかの要因がありますが、代表的なものとして「デスクワークによる弊害」だと考えられます。
現代社会の多くのお仕事はデスクワークです。
デスクワークを1日中行っていることがほとんどで、それを長い時間行なっていると、座りっぱなしですよね。
その時に、多くの方がお腹の力を抜いています。
お腹の力を入れない時間が長くなると、立っている時や他のことをやっている時でもお腹の力が入りにくくなります。
その結果、腹筋群の力が抜け、腹部を締めるという状態が作れず、くびれが消えてしまったり、ぽっこりお腹になってしまうのです。
腹筋群というのは、お腹周りを締めるというだけでなく、肋骨の下の部分を締める役割もあり、その力が抜けてしまうと、この肋骨が外へ開いてしまいます。
このことも影響していると思われます。
だからこそ、腹筋群の力を使って、お腹を締めていく力を出せるよにしていくことがポイントなのです。
シットアップやクランチで、お腹を締めることは難しい
更にここでお伝えしたい内容があります。
腹筋のエクササイズといっても、シットアップやクランチといった、上半身を持ち上げるような腹筋エクササイズでは、お腹を締めるという力を引き出すことは難しいのです。
理由として、お腹を締めるというのは、360°の方向からお腹の内に向かって力を出していくことが必要になります。
しかし、上記の画像のようなクランチやシットアップでは、腹筋群を縦方向(みぞおち・恥骨)を近づけるような動きになるので、締める力は発揮されにくいのです。
おすすめ腹筋エクササイズ
では、そのことを踏まえた腹筋エクササイズをご紹介します。
注意点として、黄色の楕円部分が腰の辺りになるのですが、腕と脚を下ろしていくと、腰の部分が反っていきやすいです。
腰が反ってしまうと、お腹を締めるという力が入れにくくなりますので、この部分は出来るだけ反らないように意識して行なってみください。
まとめ
いかがでしたか?
くびれたウエストや、ぽっこりお腹を改善していくためには、お腹を締めていくという力が必要になってきます。
しかし、身体を起こすようなクランチやシットアップといった腹筋エクササイズでは、その力を出していくことは難しいのです。
今日お伝えしたエクササイズは、その力を発揮することを目的としたものです。
簡単そうに見えますが、ポイントをしっかり意識しておかないと上手く出来ません。
ぜひポイントを含め、ぜひこのブログを読みながら行なってみてください。
他のブログでも、お腹を締めていくポイントをお伝えしていますので、ぜひそちらも参考にしてみてください。
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姿勢・スタイル改善専門パーソナルトレーナー北村智哉
②対角の腕と脚を床スレスレまで伸ばしていく。
③スタートの態勢に戻る。
④10〜20回を1セットとし、2〜3セット繰り返す。