胸を張った姿勢で腰痛に・・・。腰痛改善の為の方法と、姿勢改善のためにやるべきことは?

腰痛で悩む女性

埼玉県草加市・東京都の千代田区・文京区で活動している姿勢・スタイル改善専門パーソナルトレーナー北村智哉(Twitter:@trainer_tomoya)です。

普段から姿勢を気にしており、胸を張った姿勢を取ろうと思っていませんか?

実は、そのような姿勢を意識して取ろうとすると、背中や腰の筋肉が過緊張してしまい、腰痛になる可能性があります。

もし、そんな状態になってしまったら、あるストレッチをしていくことをおすすめします。

そして、背中や腰の筋肉を過緊張させないようにしながら姿勢を改善していくためのポイントも今日はお伝えしていきます。

ぜひ、今日お伝えしたストレッチやポイントをしっかり普段の生活に取り入れてみてください。

無理やり胸を張ってしまうと・・・

胸を張る姿勢を取る方の多くは、猫背になっていたり、その姿勢を改善したいと思っている方がほとんどだと思います。

私のクライアントの方にも、このような意識を持っていたり、普段から気をつけている方がいらっしゃいます。

そのような意識などを持ってしまうと、どうしても無理やり胸を張ってしまうので、背中や腰の筋肉が力をぐっと出し、それを長時間キープしていかないといけないので、どうしても筋肉が過緊張してしまいます。

そのような状態が続くことで、腰痛へと発展してしまうのです。

では、もし、このような状態になってしまい、腰痛を改善していく場合はどうすればいいのでしょうか?

まずは、無理やり胸を張ることをストップしていきます。

次に、過緊張してしまっている筋肉をストレッチしていき、リラックスさせていくことが必要になります。

背中や腰の過緊張をリラックスさせるストレッチ

ここからは、過緊張してしまっている筋肉のストレッチを2つご紹介していきます。

ストレッチ①

背中のストレッチのポイント説明
ストレッチのポイント
①四つん這いの姿勢を作り、左手の前に右手を置き、その上から左手をかぶせる様に置く。
②そこから黄色の矢印の方向(後ろ斜め右)に向かって、お尻を引く。
③右側の背中が伸びているのを意識する。
④30〜1分程度伸ばす。

ストレッチ②

脊柱起立筋群のストレッチをしている女性
ストレッチのポイント
①両脚を抱えた状態で寝る。
②そのまま前後(赤矢印)に身体を転がす様に動かす。
③起き上がろうとはせず、背中を転がす様にする。
④10回ほど前後に転がるのを目安に行っていく。

肩甲骨を寄せることをしないでください

ここまでは、背中や腰の筋肉が過緊張してしまった状態を改善していくストレッチをご紹介していきました。

次は、胸を張らなくても胸を張った姿勢を作っていくためのエクササイズをご紹介します。

胸を張る場合、肩甲骨を内へ寄せるという動きをしていく!というイメージがありますが、無理に寄せてしまうと、先ほどお話ししたように背中や腰の筋肉が過緊張してしまいます。

そのため、肩甲骨を寄せることをしないでください。

そして、体幹部の力を入れることを意識してほしいのです。

体幹部に力を入れるのは当たり前じゃないか!なんて言われそうですが、これがうまく出来ない方が多いのです。

クライアントの方に「体幹部に力を入れてください。」というと、上半身を少し前に丸めるようにしたり、お腹を凹ます動きをします。

確かにこれも体幹部に力を入れることなんですが、このようなやり方ではなく、上半身を丸めずに体幹部に力を入れてほしいのです。

そのためには、お腹を360°の方向から締め付けるような力を出していくことが必要なのです。

体幹部エクササイズ

これを意識していくためには、何をすればいいのでしょうか?

それが、今からご紹介するエクササイズなんです。

体幹部のトレーニングのデッドバグのやり方
腹筋エクササイズのポイント
①仰向けになり、両手を肩幅、両脚を膝・股関節90°になるように挙げる。
②対角の腕と脚を床スレスレまで伸ばしていく。
③スタートの態勢に戻る。
④10〜20回を1セットとし、2〜3セット繰り返す。

まとめ

いかがでしたか?

胸を張ると姿勢が良く見えるので、そのような意識を持つ方は多いと思います。

しかし、無理な姿勢をとってしまうことで、背中や腰の筋肉が過緊張してしまい、腰痛へとつながる可能性があります。

もし、腰痛になってしまったら、背中や腰の筋肉が過緊張をリラックスさせる必要がありますのえ、今日ご紹介したストレッチをやってみましょう。

そして、体幹部の力を出していくためには、360°の方向からお腹を締めつけていくような力を出していくことが必要になります。

ご紹介したエクササイズもぜひ行ってみてください。

腰痛の場合は、筋肉の張りだけでなく、靭帯や内臓・神経系が原因で痛みが出ていることもありますので、医療機関にて診察を受けることもおすすめします。

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