埼玉県草加市・東京都の北千住・曙橋で活動している肩こり腰痛・スタイル改善専門パーソナルトレーナー北村智哉(Twitter:@trainer_tomoya)です。
日頃からトレーニングしているけど、なかなかヒップアップできずに悩んでいませんか?
このブログでご紹介する『ヒップアップトレーニングの意識するべきたった2つのポイント』を実践することをおすすめします。
なぜなら、ヒップアップのトレーニンング中に、多くの方がこの意識が出来ていないからです。
この意識が出来なければ、どんなにトレーニングしてもヒップアップは出来ないのです。
このブログを読むことで、しっかりお尻に刺激を入れることができ、ヒップアップ効果も狙うことができます。
どんなトレーニングをしますか?
ヒップアップを行う際に、どんなトレーニングをしますか?
人によって様々だと思いますが、このようなトレーニングを行なったりしていませんか?

ジムでもこのトレーニングを行なっている女性を見かけます。
確かにこのトレーニングは、お尻に刺激を入れるには最適のものなのですが、あることをやってしまうと、全然意味がなくなってしまうのです。
それには、お尻の筋肉でもある大殿筋の作用を知っておく必要があります。
大殿筋の作用
ここからは、大殿筋についてお話ししていきます。
大殿筋とは、お尻の表層についている大きな筋肉です。
お尻の形やラインに大きな影響を与えます。

これが大殿筋です。
見てわかるように、とても大きな筋肉ですよね。
この筋肉の作用は、以下の通りになります。
・股関節伸展
・股関節外転
・股関節外旋
※VISIBLEBODYから引用
そして、先ほどのトレーニングと関係するのが、股関節伸展という動きです。
ようは、脚を持ち上げる動作になります。
これがヒップアップ効果を出すには、必要になってくるのです。
脚をどこまで挙げればいいのか?
しかし、ここで考えることがあります。
脚をどこまで挙げればいいのか?
先ほどの画像では、かなり脚を高く持ち上げていましたが、そこまで挙げないといけないのでしょうか?
実は、そこまで脚を挙げなくてもいいのです。
その理由は、股関節の動く範囲がある程度あるからです。
脚を床と平行よりも少し上に上がる程度
実は、股関節伸展という動きは、15°程度しか動かないと言われています。
15°というと、先ほどのトレーニングであれば、脚を床と平行よりも少し上に上がる程度です。
イメージとして、緑線が床と並行ラインなので、赤線のラインぐらいだと思います。

このラインまで挙げれば、十分に大殿筋は収縮するので、これ以上は上げる必要がありません。
このライン以上に上げてしまうことで、あるデメリットが出てきます。
それは・・・腹部の緊張の抜けです。
このトレーニングを行うときに、脚を高く挙げる為には、ある動作をしないと無理なのです。
股関節伸展の動く範囲は、15°程度とお伝えしました。
それ以上に挙げるには、代償動作という、他の身体の部位の動きを使って動かそうとするのです。
その動きが、腰を大きく反らせるという動きです。

実際に、ジムなどでこのトレーニングを行なっている方のほとんどが、腰を大きく反らせています。
赤線で、腰とお腹のラインを追記しましたが、きっとこの画像を見て、ハッとした方もいるのではないでしょうか?
この状態で繰り返し行うと、腰の筋肉の運動になってしまい、お尻に刺激が入りません。
また、腹部の緊張も抜けやすくなってしまうので、普段の姿勢が反り腰になってしまって、ぽっこりお腹や、腰の筋肉の緊張が抜けず、腰が張ってくる可能性もあります。
まとめ
では、実際にこのトレーニングを行うときのポイントをまとめていきましょう。
①脚を床と平行よりも少し上に上がる程度にする。
②腰を大きく反らせない
このたった2つのぽいんとを意識して行うだけで、お尻にはしっかり刺激が入り、ヒップアップ効果を狙えます。
自分のトレーニングを少し見直しつつ、行ってみてはいかがでしょうか?
この他にもヒップアップのポイントをお伝えしたブログもありますので、そちらも参考にしてみてください。
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