埼玉県草加市・東京都の北千住・曙橋で活動している肩こり腰痛・スタイル改善専門パーソナルトレーナー北村智哉(Twitter:@trainer_tomoya)です。
日頃から腹筋運動を行っても、ポッコリお腹を改善できずに悩んでいませんか?
このブログでご紹介する『わきの下の筋肉を使うエクササイズ』を実践することをおすすめします。
なぜなら、わきの下の筋肉は、ポッコリお腹を改善する事にとても関係してくるからです。
このブログでは、わきの下の筋肉を使うエクササイズを紹介して、具体的なトレーニングのポイントもご紹介します。
ブログを読み終えると、ポッコリお腹を改善するコツが分かってきます。
なぜぽっこりお腹になるのか?
まずは、なぜぽっこりお腹になるのか?という理由をお話ししていきます。
ぽっこりお腹になってしまう理由を考えると、多くの方は、「腹筋が落ちてきたから。」と答えることがほとんどです。
しかし、本当にそれだけでぽっこりお腹になってしまうのでしょうか?
確かに腹筋の筋力が落ちてしまうと、ぽっこりお腹になりやすいのは事実ですが、それだけではぽっこりお腹にはなりません。
私が考える理由は、他にもいくつかあります。
①反り腰
②腰や背中の筋肉の緊張が増大
③前鋸筋のエラー
これら以外にもありますが、この3つは、ぽっこりお腹の方には当てはまりやすいかなと思います。
そこで、今日は③の内容についてスポットを当てて、お話ししていきます。
前鋸筋という筋肉
まず、前鋸筋という筋肉を知っていますか?
この筋肉を知っていたら、かなりの強者だと思いますw
この筋肉は、腋の下から肋骨に向かって付いています。

そして、面白いことに肩甲骨の内側からスタートし、肩甲骨を肋骨の隙間を通っているのです。

形状が鋸(ノコギリ)のよう刃の形をしていることから名前がついた様です。
そして、この筋肉は主に腕を横や前に向かって上げるときに、肩甲骨もそれに合わせて動くのですが、その肩甲骨の動きを出しているのがこの筋肉なのです。
しかし、その動きとぽっこりお腹とどのように関係するのかが、分かりませんよね。
前鋸筋という筋肉は、先ほどお話ししたように肩甲骨の内側からスタートし、肋骨に付いています。
この筋肉が、仮に緊張してしまい、収縮状態になると、どうなりますか?
肩甲骨と肋骨のそれぞれの付着部位が近づきますよね?
仮に、肩甲骨が肋骨に向かって近づくと、肩甲骨は少し前側に引っ張られので、猫背のような円背になります。
では、肋骨が肩甲骨に近づくとどうなるでしょうか?
肋骨が、肩甲骨に向かって引っ張られるので、肋骨が後ろへ引っ張られます。
実際は、肋骨が外へ開くような動きが行われます。
このように肋骨が外へ開いてしまうと、ちょうどみぞおちの辺りが前に出たような身体のラインになります。
いわゆる、ぽっこりお腹です。
これが、前鋸筋が原因によるぽっこりお腹になる仕組みです。
ぽっこりお腹の改善方法
では、前鋸筋をどの様にしたら、このぽっこりお腹は改善するのでしょうか?
先ほどお伝えしたように、前鋸筋が収縮していることが肋骨が引っ張られているので、これをまずは解消しなければなりません。
セルフマッサージやフォームローラーといったもので、少し前鋸筋の収縮を抑えてあげます。
最初、触ったりするとくすぐったい感覚が出たり、またフォームローラーといったものを押し当てると、痛くてできなかったりするので、まずは痛気持ちい程度を探りながら、収縮を抑えるようにマッサージをしてみてください。
前鋸筋エクササイズ
それが出来たら、次に前鋸筋に収縮の刺激を入れます。
収縮の刺激を入れたら、元に戻ってしまうのでは?と思うかもしれませんが、この時に意識すべきことは、腹部を締めるという感覚です。
実際にやり方をご紹介します。

このエクササイズ中は、脇の下の前鋸筋を収縮させ、肩甲骨を動かしていくのですが、その際に、お腹を絞めるように力を入れておくことで、ぽっこりお腹の状態を改善しやすくなります。
また、エクササイズ中は、上半身が壁に向かって近づくないように、スタート時の壁と上半身の距離を一定に保ちながら行ってください。
まとめ
いかがでしたか?
ぽっこりお腹を改善していくには、確かに腹筋を鍛えていく必要があります。
しかし、それ以外のポイントも大切なのです。
今回ご紹介した前鋸筋をサルフマッサージしたり、エクササイズで刺激を入れていくことでぽっこりお腹を改善することもできます。
これは、あくまでも1つの方法ですので、他にもさまざまな解決方法があります。
ブログでご紹介したものもありますので、そちらも参考にしてみてください。
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肩こり腰痛・スタイル改善専門パーソナルトレーナー北村智哉
②そのまま腕全体を上に向かってスライドさせていく。
③その際に、肘が離れそうになる手前までいき、スタートの位置まで戻す。
④10を1セットとし、2〜3セット繰り返す。