埼玉県草加市・東京都の千代田区・文京区で活動している姿勢・スタイル改善専門パーソナルトレーナー北村智哉(Twitter:@trainer_tomoya Instagram:@personal_tomoya)です。
きっと多くの方が、ロータリートルソーというマシンを使うかと思います。
ほとんどの運動施設にある脇腹のエクササイズを行うマシンですが、これを使っている方の捻じる動きをみると、もったいないな。。。と思います。
なぜなら、その使い方では、脇腹に刺激が入っていないからです。
今日は、脇腹に効かせるポイントを2つご紹介しますので、このポイントを踏まえながら、ロータリートルソーを使うときに意識してみてください。
どれぐらい動くか知っていますか?
まず、脇腹ですが、主にこの2つを指します。
この2つを使っていくことがポイントなのですが、この筋肉を捻る動作で使う際にある部分に注目してほしいのです。
それは、背骨です。
背骨の動きが関与します
まず、こちらを見てください。
背骨は、全部で3つに分けられます。
※尾骨と仙骨は、ここでは外します。
そして、ロータリートルソーの捻じる動作は主に、腰椎と胸椎の捻じれ(回旋)が関係してきます。
この2つの部位ですが、どれぐらい動くか知っていますか?
資料によって若干の差がありますが、以下の通りになります。
・腰椎回旋:左右10°前後
・胸椎回旋:左右30°前後
これだけしか動かないんです。
両方足しても、40°程度です。
40°程度の回旋の動きをどれくらいか考えると、時計の長針が7つ目盛りが進むぐらいです。
小さい・・・という感想しか出てきませんよね。
そうなんです。
それぐらいの動きしか出ないので、ロータリートルソーを使っている人の多くが、それよりも捻じっているのです。
これを勢いよくガンガンに左右に身体を捻じってトレーニングをされている方がいますが、正直もったいないんです。
ですので、身体を捻じる時は、イメージとして、真横を90°として、その半分ぐらいまでの角度で身体をしっかり捻じるようにしてもらえたらと思います。
骨盤が捻じっている方向へ一緒に動いてしまっている
ここまでで、どれくらい動かせばいいかを分かって頂けたかと思います。
更に、脇腹に効かせるためのポイントをもう少しお話していきます。
ロータリートルソーを使っている方の中に、もう1つ見受けられるもったいない動きがあります。
それは、骨盤が捻じっている方向へ一緒に動いてしまっていることです。
この動きが入ってしまうと、先ほどご紹介した脇腹の筋肉:内腹斜筋と外腹斜筋を最大限まで伸張・収縮が出来ないんです。
上半身を捻じると、それにつれられて、下半身も引っ張られていきます。
しかし、このマシンを使う上では、そのような動きが出てしまうと脇腹の筋肉の刺激が入らなくなってしまうのです。
マシンを使っての運動中は、骨盤を動かさないことにも意識をしてみてください。
まとめ
いかがでしたか?
脇腹を締めていくロータリートルソーというマシンですが、ちょっとしたポイントを抑えていくだけで効果の出方が違います。
②捻る際に骨盤を一緒に動かさない。
この2つをぜひ意識しつつ、普段のトレーニングを行う際に活かしてみてください。
小さなことかもしれませんが、これが積み重なって、大きな効果として身体に変化を出してくれますので。
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姿勢・スタイル改善専門パーソナルトレーナー北村智哉
・内腹斜筋