デスクワーク猫背を撃退!たるみ背中を引き締める美姿勢ストレッチ&筋トレ

埼玉県草加市・東京都の千代田区・文京区・足立区で活動している姿勢・スタイル改善専門パーソナルトレーナー北村智哉(Twitter:@trainer_tomoya Instagram:@personal_tomoya)です。

ということで今回は、『デスクワーク猫背を撃退!たるみ背中を引き締める美姿勢ストレッチ&筋トレ』という話をしていきます。

このタイトルを見て、『私も同じ!』と思った人も多いと思います。

最近、ふと自分の姿勢を見た時にこんなことを感じていませんか?

『あれ…?なんだか最近、背中が丸まってる…?』

『写真を見ると、自分の後ろ姿にがっかり…背中、たるんでない?』

長時間のデスクワーク、本当にお疲れ様です。

毎日パソコンに向かっていると、気づかないうちに肩は内側に入り込み、猫背になってしまった。

そして、背中には余計なお肉が…なんてこと、ありませんか?

かつては気にならなかったはずの後ろ姿が、なんだか老けて見えたり、洋服が綺麗に着こなせなかったり・・・。

私のパーソナルトレーニングを受けている方にも、このような悩みを持っている方がいらっしゃいます。

それは、長時間の同じ姿勢が引き起こす「デスクワーク猫背」と、それに伴う「背中のたるみ」が原因かもしれません。

でも、諦めないでください!

その悩み、正しいストレッチと筋トレで改善できます。

このブログでは、長時間のデスクワークで猫背になり、背中がたるんでしまったあなたから、美しい姿勢を取り戻し、キュッと引き締まった魅力的な背中を手に入れるための方法を、具体的かつ分かりやすくご紹介します。

今日からできる簡単なことから始めて、自信の持てる後ろ姿を目指しましょう!

なぜ猫背になり、背中がたるむ?

長時間デスクワークをしていると、無意識のうちに次のような姿勢になりがちです。

  1. 頭が前に出る: PC画面を覗き込むように、首が前に突き出てしまう。
  2. 肩が内側に入る(巻き肩): キーボードやマウス操作で、肩が前に丸まってしまう。
  3. 背中が丸まる: 骨盤が後ろに傾き、腰から背中全体がC字カーブを描いてしまう。
猫背のまま仕事をする女性

この姿勢が長時間続くと・・・

  • 胸や肩の前側の筋肉(大胸筋、小胸筋など)が縮んで硬くなる
  • 背中側の筋肉(僧帽筋中部・下部、菱形筋など)が伸びきって弱くなる

という筋肉のアンバランスが生じます。

これが猫背の主な原因です。

さらに、背中の筋肉が使われずに弱くなると、弛んだ背中になってしまうのです。

美しい姿勢と引き締まった背中がもたらすメリット

猫背を改善し、背中を引き締めることには、見た目以上のメリットがあります。

  • 健康面: 肩こり、首こり、腰痛の軽減・予防。呼吸が深くなり、疲れにくくなる。
  • 見た目: 若々しく、颯爽とした印象に。バストアップ効果も期待できる。洋服(特に背中が開いたデザインやタイトな服)がきれいに着こなせる。
  • メンタル: 自信がつき、ポジティブな気持ちになれる。

また、健康面が改善していくことで、仕事により集中できたり、家事もしっかりできます。

肩こりや腰痛といったことが改善していくことで、趣味を楽しみやすくなります。

【姿勢改善】硬くなった筋肉をリラックスさせるストレッチ

まずは、猫背の原因となっている硬くなった筋肉を、ストレッチでじっくりリラックスさせるところから始めましょう。

ポイントは「気持ちいい」と感じる範囲で行い、無理して痛いぐらいまで伸ばすのは禁物です。

胸を開くストレッチ

デスクワークの合間にもできる簡単なストレッチです。縮こまった胸の筋肉を伸ばし、肩を正しい位置に戻しやすくします。

巻き肩を改善していくための大胸筋ストレッチ
胸を開くストレッチのポイント
①伸ばしたい胸と同側の腕を柱や壁に着ける。
②そこから前方へ体重をかけていき、ストレッチをしていく。
③肘と肩の位置を変えることで、伸ばす位置を変えられる。
※写真の左から順に、胸の下部・中部・上部となる。
④各ポジションで30秒を1セットとし、左右各2セット行う。

肘のポジションを変えていくことで、胸の筋肉全体をしっかり伸ばすことが出来ます。

このポジションを取った際に、前に向かって身体を出します。

その際に、肩甲骨を寄せず前に胸を出す事で、ストレッチ感をより出すことができます。

キャット&カウ

ヨガのポーズとしても有名。背骨全体の柔軟性を高め、丸まった背中をリセットします。

背中を丸めてストレッチ(キャット&カウ)するポーズ
キャット&カウのポイント
①四つん這いになります。手は肩の真下、膝は股関節の真下に置きます。
②息を吸いながら、お腹を床に近づけるように背中を反らせ、顔は斜め上を見上げます(カウ)。
③息を吐きながら、おへそを覗き込むように背中を丸めます(キャット)。肩甲骨の間を広げるように意識します。
④この動きを、呼吸に合わせてゆっくりと10〜15回繰り返します。

背骨一つ一つを丁寧に動かすイメージで行いましょう。

【背中引き締め】弱った筋肉を鍛える筋トレ

ストレッチで筋肉がほぐれたら、次は弱っている背中の筋肉を鍛えて、たるみを引き締め、正しい姿勢をキープする力をつけましょう!

ベントロウイング

背中の中心部(菱形筋や僧帽筋中部)を鍛え、肩甲骨を寄せる力を養います。

ベントオーバーロウイングを行う男性
ベントロウイングのポイント
①足を肩幅に開いて立ち、上半身を斜め45°ぐらいに前屈をします。
②タオルを肩幅よりも広めに持ち、腕を前に伸ばします。タオルはピンと張った状態を保ちます。
③息を吐きながら、胸を張り、肘を後ろに引きます。タオルをおへそに引き寄せるイメージです。
④背中の筋肉が収縮しているのを感じたら、ゆっくりと元の位置に戻ります。
⑤1セット10〜15回、2〜3セット行います。

筋トレ中は、肩をすくませてしまうことがあるので、肩がすくまないように注意しましょう。

また、前屈した姿勢では、腰や背中を丸めてしまうと、背中の筋肉が収縮しないので、姿勢を崩さないように意識していきます。

ラットプルエクステンション

背中全体(脊柱起立筋や広背筋)とお尻を鍛え、姿勢維持能力を高めます。

背中のトレーニングを行うトレーナー
ラットプルエクステンションのポイント
①うつ伏せで両腕をバンザイして寝ます。
②背骨を反らせるように上半身を起こす。
③それと同時に脇を締めるように腕を動かします。
④そして、スタートの位置に戻ります。
⑤10〜15回1セットを目安に2〜3セットを行なう

背中を反らせることで、より広背筋に刺激を入れやすくなります。

もし、キツくてできない場合は、背中を反らせずにまずはやってみましょう。

日常生活で気をつけること

ストレッチや筋トレの効果を最大限に引き出し、猫背に戻らないためには、日常生活での意識も重要です。

  • こまめな休憩と軽い運動: 30分〜1時間に1回は立ち上がり、軽く歩いたり、ご紹介したストレッチを行ったりしましょう。
  • 「気づき」の瞬間を増やす: 「あ、猫背になってる」と気づいたら、その場でスッと背筋を伸ばす癖をつけましょう。スマホ操作中も要注意です!
  • 正しい座り方・立ち方を意識: 座るときは骨盤を立てる(坐骨で座る感覚)。立つときは頭のてっぺんから糸で吊られているようなイメージで。

これらは、基本的なことではありますが、これを意識するだけでも違ってきます。

骨盤の立て方は、他のブログでもご紹介していますので、そちらを参考にしてみてください。

デスクワークで肩がこってしまった女性

大切なのは「継続」すること

ご紹介したストレッチや筋トレは、一度やっただけでは効果は限定的です。

大切なのは、無理のない範囲で毎日少しずつでも続けることです。

「今日は疲れているからストレッチだけ」「時間がないからベントロウイングだけ」でも構いません。

まずは、5分でもいいので、身体を動かす習慣をつけましょう。

変化はすぐには現れないかもしれませんが、1ヶ月・・・3ヶ月と続けるうちに、

  • 姿勢が良くなってきた
  • 肩こりが楽になった
  • 背中のラインが変わってきた

といった嬉しい変化を感じられるはずです。

まとめ:今日から始めて、自信の持てる美しい背中へ!

長時間のデスクワークによる猫背と背中のたるみは、多くの女性が抱える悩みです。

しかし、それは正しいケアで必ず改善できます

  1. ストレッチで硬くなった筋肉をリラックスさせる。
  2. 筋トレで弱った筋肉を鍛え、筋力を上げる。
  3. 日常生活での姿勢を意識する。

この3つのステップを、ぜひ今日からあなたの習慣に取り入れてみてください。

焦らず、ご自身のペースで続けることが、美しい姿勢と引き締まった背中への一番の近道です。

鏡を見るのが楽しみになるような、自信に満ちた後ろ姿を手に入れましょう!

他のブログでも猫背改善に関してお話ししているものもあるので、そちらも参考にしてみてください。

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