埼玉県草加市・東京都の千代田区・文京区で活動している姿勢・スタイル改善専門パーソナルトレーナー北村智哉(Twitter:@trainer_tomoya Instagram:@personal_tomoya)です。
このブログでご紹介する『背骨を動かす肩こり解消エクササイズ』を実践すると、誰でも肩こりを改善しやすくなってきます。
なぜなら、肩周りの運動だけをやっても肩こりは改善出来ないからです。
このブログでは、エクササイズを2つご紹介して、具体的なエクササイズのポイントをそれぞれ4つをご紹介します。
ブログを読み終えると、今後肩こり改善をしっかり行う事ができます。
肩こりになる要因
肩こり改善のエクササイズというと、肩周りのエクササイズを思い浮かべたり、肩甲骨のエクササイズを実際にやっている方もいると思います。
しかし、それらをやってもなかなか改善出来なくて悩んでいる方もいらっしゃるかと思います。
確かに肩こりを改善していく上では、肩周りや肩甲骨のエクササイズは必要ですが、それだけでは足りず、改善しない方もいるのです。
まず、今日は肩こりになる要因からお話ししていきます。
背骨の動きの低下
肩こりになる要因は、一人一人様々です。
などなど、これ以外にも書きれないほどの多くの事が要因として挙げられます。
それの要因の1つに、「背骨の動きの低下」が挙げられます。
現在社会の仕事の多くは、デスクワークです。
細かい作業やパソコンの数字の打ち込みなど、椅子に座って、何時間もそのままで仕事を進めていきます。
現に、このブログもその様に作っているわけです。
その様な仕事を長時間行っていると、ほとんどの方がこの様な姿勢でずっと仕事をしていることになります。
背中全体を丸めた状態です。
この様な姿勢になると、どうしても背中の動きが出てきません。
背中の動きというのは、肩甲骨の動きもですが、背骨の動きです。
この背骨の動きが出ないとダメなんです。
先ほどの画像の様な姿勢を長時間取っていると、筋肉が張ってきたり、弱化してきます。
そして、姿勢が変化します。
肩周りや肩甲骨のエクササイズやストレッチなどを行っても、背骨を動かさないと、デスクワークによって変化した姿勢というのは変わりにく事が多くあります。
その様な点から、背骨の動きを出すためのエクササイズが必要になってくるのです。
背骨は全部で3つに分けられます
では、どの様なエクササイズがいいのでしょうか?
そのためには、背骨の動きに関して、もう少しお話ししていきますね。
背骨は全部で3つに分けられます。
②胸椎
③腰椎
※仙骨や尾骨は今回は外してお話しします。
この3つに分けられるのですが、特にここで動かしていきたいのは、胸椎です。
胸椎は全部で12個の骨が連なっています。
これらがデスクワークのときは、丸まりを作る様に動きます。
それが長時間キープされると、それを引き出す筋肉が張ってきて、弱化してしまいます。
その状態になると、先ほどお話しした様に変化した姿勢は変わりにくいので、普段からその姿勢になってしまい、なかなか改善出来ないのです。
もう1つ大事な事
そして、もう1つ大事な事があります。
胸椎ですが、上半身の動きを行う上では、とても大切なんです。
それは、肩や肩甲骨を動かす時に背骨も一緒に動く事で、より大きな動きを出来るからです。
例えば、肩甲骨を寄せる動きを行うときに、胸椎を反らせて行うのと、丸めながら行うのだと、どちらが寄せやすいですか?
実際にやってもらうと分かるかと思いますが、反らせながら行うがやりやすいと思います。
また両手バンザイの動きも胸椎を反らせる事で、手がしっかり上まで挙げる事が出来ます。
この様な肩甲骨の動きを出す時も胸椎というのは、とても密接な関係なのです。
だから、この胸椎を動かす事が大事であり、動かせる様にしておく事も大事なのです。
おすすめの胸椎を動かすエクササイズ
では、実際にどの様なエクササイズをしていき、胸椎を動かせる様にしておく事が大切なのでしょうか?
胸椎を動かす中で、以下の動きを出せる事が大切です。
②回旋
他にも胸椎の動きはあるのですが、上記の動きがデスクワークをしている方の多くができなくなっている事が多いので、今回はこの2つに絞っておすすめのエクササイズをお伝えしていきます。
胸椎の伸展エクササイズの方法とポイント
まずは、伸展エクササイズからです。
②そこからゆっくりと背骨を反らす様に身体を後ろへ倒していく。
③お腹の力は抜かない様に注意する。
④この動作を10回ほど繰り返していく。
最初は、「ポールを肩甲骨の下の背中に当てる」とありますが、2〜3セットを繰り返す中で、当てる場所を多少ずらしてもらう事で、胸椎の全体の動きを出しやすくなりますので、余裕があれば、場所をずらしてみてください。
胸椎の回旋エクササイズの方法とポイント
次に、回旋エクササイズです。
改善動作は、以下の方法でやってみてください。
②そこから少し内へと捻った形を作る。
③背中の筋肉を使い、外へ開く様に捻る。
④この動作を左右10回を1セットとし、2〜3セット繰り返していく。
まとめ
いかがでしたか?
肩こりを改善していくためには、肩周りや肩甲骨のエクササイズやストレッチが大事ですが、胸椎を動かしていくことも大切です。
この胸椎の動きが出ないと、肩や肩甲骨の動きは出難くなりますし、また丸まった背中はなかなか改善出来ない可能性があります。
今回ご紹介したエクササイズを実践し、胸椎を動かして、可動性を引き出してあげる様にしてください。
あと、もう1点大事な事ですが、肩こりが慢性的にあったり、何やっても改善出来ない場合、1度医療機関にて肩周りの診察を受けることをおすすめします。
何故なら、外見では分からない身体の異常があるかもしれないからです。
異常がある状態でエクササイズやストレッチを行っても、絶対に改善出来ませんし、逆に悪化してしまう可能性もありますので、そこは頭に入れておいてください。
他のブログでも肩こり改善に関して、お話ししていますので、こちらもぜひ参考にしてみください。
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姿勢・スタイル改善専門パーソナルトレーナー北村智哉
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