ふくらはぎがパンパンに!シュッと引き締めたいなら、足趾を使えるようになりなさい!

引き締まったふくらはぎの女性

埼玉県草加市・東京都の千代田区・文京区で活動している姿勢・スタイル改善専門パーソナルトレーナー北村智哉(Twitter:@trainer_tomoya Instagram:@personal_tomoya)です。

ふくらはぎが、すぐにパンパンになってしまいシュッとできないかな?なんて悩んだことありませんか?

ふくらはぎをシュッとさせていくには、ストレッチもエクササイズも大事なんですが、なぜパンパンになってしまうかを理解しておかないと上手く出来ません。

今日は、ふくらはぎがパンパンになってしまう理由と、シュッと引き締めていくために必要なポイントをお伝えします。

ふくらはぎがパンパンになってしまう理由

まず、ふくらはぎがパンパンになってしまう理由をご紹介します。

これにはいくつかの理由があります。

代表的で、皆さんが思いつくものは、浮腫だと思います。

ずっと座っていたりすることで、下半身に流れていった水分や血液がふくらはぎの筋肉のポンプ作用が上手く働かないので、上に戻らず、滞ってしまいます。

その結果、ふくらはぎがパンパンになってしまうことがあります。

しかし、これに当てはらない方がいます。

ずっと立ち仕事や営業などで歩いている時間がある。

そういった方は、今からお伝えする理由に当てはまると思われます。

それは、足指(足趾)が上手く使えていない。

ふくらはぎには足の趾を動かす筋肉もある

これには、少しふくらはぎの部分に筋肉についてからお話しします。

ふくらはぎは、下腿三頭筋といわれる筋肉があります。

ヒラメ筋と腓腹筋に分けられます。

これ以外にも、足の趾を動かす筋肉もあり、長趾屈筋や長母趾伸筋などがそれに当たります。

足の趾を動かす筋肉もあるんだ!と驚いた方もいるかもしれませんが、多くの方がこのことを知りません。

話を戻します。

人は、立った状態で待ったり、歩いたり、走ったりします。

その時に、唯一地面と触れている部分は足裏です。

その部分に体重を乗せていくことで、バランスを取ったり、動いていくことが可能になります。

そして、足趾がその時に働くことで、そのことを行いやすくなるのです。

どんなふうにバランスをとりますか

では、ここで想像してほしいことがあります。

皆さんが不安定でゆらゆら揺れている船に乗っていたら、どんなふうにバランスをとりますか?

きっと多くの方が、全身の力をグッと出して、ふらふらしないようにするはずです。

すると、全身に力が入るわけですから疲れますよね。

実は、これと同じことが足でも起こっているのです。

歩いていたり、階段を昇り降りする際に足を前に出して、床などに足をつきますよね。

そして、体重を乗せるときに足趾が力を出して、体重をキャッチします。

しかし、その時に、足元がふらついていたら、着いた足に体重を乗せられませんよね。

でも、乗せないと前に進んだり、階段を昇り降り出来ませんよね。

それらをやるために、足趾が力を必要以上に出して、安定させて、体重をキャッチするのです。

それが長い間続くことで、筋肉は張ってしまい、結果的にふくらはぎの張りが出ます。

そして、ふくらはぎパンパンになってしまうのです。

女性の場合、ヒールのある靴を履くと、歩く際などに足を設置させる際にこのようなことが起きやすくなります。

また歩き方でも変わってきてしまいます。

ちなみにこのような状態で脚全体を細くしたいという女性がランニングなどをやってもいっこう細くならない理由は、これも1つです。

足趾を使うカーフレイズのやり方

これを変えていくには、ストレッチも大事ですが、足趾を使えるようにしていくことも大事です。

そのためのエクササイズを今日はご紹介します。

それは、カーフレイズ(つま先立ち)です。

とてもシンプルで、どこでも出来るエクササイズですが、ポイントをしっかり踏まえて行わないと、意味がないものになってしまいます。

ふくらはぎのエクササイズ:カーフレイズをやる図
カーフレイズのポイント
①両脚をお尻の幅に開き、くるぶしの間にボール or タオルを挟む。
②挟んだボールなどを落とさないようにつま先立ちする。
③その際に、足趾で床を押すように立つ。
④15〜20回を1セットとし、2セット行う。

これを行う際に、真上の天井に頭頂部を着けるように上がることで、足趾を使いやすくなります。

斜め前に上がるような形になってしまうと、力を使わなくても上がれてしまうので、気をつけて行いましょう。

まとめ

いかがでしたか?

ふくらはぎがパンパンになってしまうと、ふくらはぎのエクササイズを行うと、よりパンパンになってしまうので、避けがちになることもあると思います。

しかし、場合によっては、やることが必要な場合もあります。

あなた自身が、どのタイプに当てはまるのかを考えてみてください。

そうすれば、解決策が少しずつ分かってくると思います。

ふくらはぎのストレッチに関しては、下記のブログにて解説していますので、こちらも参考にしてみてください。

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