反り腰の原因と改善方法:筋トレのポイント解説します!

反り腰と通常の骨盤の位置を比較したイラスト

埼玉県草加市・東京都千代田区・文京区で活動している姿勢・スタイル改善専門パーソナルトレーナー北村智哉(Twitter:@trainer_tomoya Instagram:@personal_tomoya)です。

普段の姿勢が反り腰で、腰が張りやすく、痛くなりやすかったり、ぽっこりお腹になってスタイルを気にしたことありませんか?

反り腰になってしまうことで、上記のような変化が身体に出てしまい、日常生活や趣味などにも影響を及ぼすことがあります。

そんな反り腰を改善していくには、筋トレをしっかりしていく必要があります。

しかし、闇雲に筋トレをすればいいわけではなく、しっかりとポイントを抑える必要があります。

今日は、おすすめの筋トレ方法と抑えておきたいポイントをご紹介します。

反り腰になってしまう原因

自分自身がなぜ反り腰になってしまうのかご存じでしょうか?

そして、なってしまう原因は想像つきますか?

多くの方は、反り腰になってしまう原因として、「腹筋力の低下」を挙げられます。

確かにそれが原因で反り腰になってしまうのですが、なぜそのような状態になるのでしょうか?

腹筋力の低下というのは、あくまでも結果であり、原因ではないのです。

もっと深く反り腰になってしまった原因を探る必要があります。

反り腰の原因はどこにあるのか?

腹筋力が低下し、反り腰になってしまう・・・と考えていった時に、なぜ腹筋力が低下するのか?

それは、いくつか理由があります。

①座りっぱなしによる腹筋を使う機会が減っている。
②無理な姿勢をずっと取っている。

これが多いと私は思います。

現代では、多くの方がデスクワークを行うような仕事についています。

仕事中は、パソコンの画面をずっと見続けたり、細い作業をしていきます。

そんな状況に長くいると、腹筋に力を入れなくても座ってられます。

また、作業も出来てしまいます。

そんな状態になることで、腹筋を使う機会が減るので、必然と腹筋力が低下していきます。

低下していけば、いざ立った時に姿勢を支えようとしても、支えることが出来ず、反り腰の姿勢を作り、安定させようとします。

また、その様な姿勢を作るには、腰周りの筋肉が頑張る必要が出てきてしまい、その結果、腰周りの筋肉が張ってきてしまうのです。

反り腰の原因と姿勢の関係

次に、無理な姿勢をずっと取るということですが、これは今の原因にも少し関係していきます。

腹筋の力が抜けてしまうことで、立ち姿勢は崩れてしまいます。

それだと、立っている時のスタイルや外見上の印象があまりいいとは言えません。

この時に胸を張って立つということを選択しますが、その時に腰を反らせて胸を張るという動きを入れていき、姿勢を作ります。

それを続けてしまうこと、お腹の力が抜けやすくなり、腰周りの筋肉が張ってきてしまい、腰が痛くなることがあるのです。

つまり、運動不足や無理な姿勢を作っていくことで、腹筋力が低下し、反り腰になってしまうのだと考えられます。

反り腰の改善方法

では、どのようなことを行えば、反り腰を改善していくことがで出来るのでしょうか?

それには、2つやることがあります。

①腹筋の筋力アップ
②胸を引き挙げた姿勢を作る

この2つを解説していきます。

反り腰改善の筋トレ方法

まずは、①腹筋の筋力アップの方法からご紹介します。

行うべき筋トレは以下の通りです。

体幹部のトレーニングのデッドバグのやり方
腹筋エクササイズのポイント
①仰向けになり、両手を肩幅、両脚を膝・股関節90°になるように挙げる。
②対角の腕と脚を床スレスレまで伸ばしていく。
③スタートの態勢に戻る。
④10〜20回を1セットとし、2〜3セット繰り返す。

シンプルな筋トレですが、これを行うと、最初は腰を反らせてしまう方が多くいらっしゃいます。

その状態で行っても、効果を引き出すことは出来ません。

その場合、腰周りや背中全体のストレッチなどをしっかりやっていき、腰の隙間を潰すことが出来る身体に変えていく必要があります。

反り腰の原因から改善するための方法

次に、②胸を引き挙げた姿勢を作る方法です。

これには、肩甲骨の下制という動きが必要になります。

肩甲骨の下制というのは、肩甲骨を下へと引き下げる動きです。

この動きは、苦手な方が多く、最初は上手く動かすことが出来ます。

そんな時は、ちょっと意識を変えていきます。

それは、「肩の出っ張りと耳たぶを引き離すようにする。」ということです。

両肩を触ると、肩峰(けんぽう)という出っ張りが左右にあります。

そこと、耳たぶを引き離す様にすることで、肩甲骨の下制を引き出すことが出来ます。

肩甲骨下制の動き
肩甲骨下制を練習する女性
肩甲骨下制のポイント
①両腕を身体の横に下ろします。
②耳たぶと肩の距離を離すように下げ、肩甲骨の下のあたりに意識を持っていく。
③10回を1セットとし、2セット程度繰り返す。

この動きを行う際に、胸を少し上に引き挙げる動作を行うことで、胸を張るという動きが習得しやすくなります。

そして、腰を反らせずに行うようにしていきましょう。

これで普段の立っている時に、軽く肩甲骨を下制させていくことで、腰を反らせない胸を張った姿勢が作れます。

まとめ

いかがでしたか?

反り腰の原因は、運動不足や立ち方などの腹筋力の低下です。

これを改善していくには、腹筋をするだけではダメで、今回ご紹介したポイントを抑えていくことが大事です。

普段の立ち姿勢では、腰を反らせない様に胸を張り、その為には肩甲骨の下制という動きが大事です。

ぜひ、今日ご紹介したポイントを踏まえて、反り腰改善に取り組んでみてください。

反り腰改善には、他のブログでも方法などをご紹介しています。

ぜひ、参考にしてみてください。

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