埼玉県草加市・東京都千代田区・文京区で活動している姿勢・スタイル改善専門パーソナルトレーナー北村智哉(Twitter:@trainer_tomoya Instagram:@personal_tomoya)です。
猫背や反り腰の姿勢を改善し、身体のラインを変えようとした時に、どんなことから始めていきますか?
・胸が下がったような姿勢なら、背中のエクササイズを始める
・お尻が下がったようなヒップラインを変えるときは、お尻のエクササイズを行う
他にも目的によって、それぞれやることはあると思いますが、実は全ての共通して、あることをやることをおすすめします。
それは、体幹部のエクササイズです。
しかし、このエクササイズを行うときに、あることから始めていくことで、体幹部のエクササイズをしっかり行え、目的でもある姿勢を改善し、身体のラインを変えていきやすくなります。
今日は、そのやり方とポイントをお伝えしていきます。
息を吐き切れるか?
最初にお伝えしたように姿勢が崩れ、身体のラインを変えていくには、その部分のエクササイズは必須になります。
私自身もパーソナルトレーニングでは、それをお伝えしています。
しかし、それ以前にあることが出来ているのか?または出来るのか?をチェックしていきます。
それは、息を吐き切れるか?です
息を吐き切ることは、一見簡単そうに思えます。
確かに簡単ではあるのですが、これがなかなか出来なくて、意外とキツい!と思う方もいるのです。
そういう方ほど姿勢が崩れており、猫背や反り腰になっていることが多いです。
息を吐き切るために必要なこと
息を吐き切るということは、まずは大きく息を吸う必要があります。
人が息を吸う時は肋骨の底にある横隔膜下り、肺が膨らみます。
吐く時に横隔膜が上り、肺が小さく萎んでいきます。
肺がそのような動きをする時に肺が囲まれている肋骨が動きます。
あえて、意識して息を吐き切るということを行う際に、肋骨周りにある筋肉が力を出し、息を吐き出すために働きます。
お腹周りの筋肉も一緒に働きます。
デスクワークによる長時間同じ姿勢でいると
しかし、それらの筋肉が上手く働かないことがあります。
これにはいくつか要因がありますが、その中の1つとして、「デスクワークによる長時間同じ姿勢でいること」が挙げられます。
デスクワークによる長時間同じ姿勢でいると、筋肉は伸縮する動きをあまり行いません。
この状態が長くなればなるほど、筋肉の伸縮を行おうとしても出来ません。
つまり、息を意識して吐き切ることが出来ない場合、息を吐き切るために働かなければならない筋肉が働いていない可能性があります。
そして、それが出来ない場合、お腹周りの筋肉を使えない可能性があるのです。
もし、そのまま体幹部のエクササイズなどを行っても、体幹部の力を入れることが出来ないので、姿勢が改善出来なかったり、エクササイズ中のフォームが崩れてやすくなる可能性があります。
その状態で、色々エクササイズをやっても、姿勢は改善出来ないし、目的の部位に刺激を入れることも出来ないので、なかなか効果を出すことが出来ないのです。
息を吐き切れるチェック方法
自分が息を吐き切れるかというチェックも兼ねて、以下のようなやり方をおすすめします。
これを行う際、お腹をただ凹ますのではなく、お腹にある風船の空気を押し出し、お腹が萎むイメージを持つことをおすすめします。
まとめ
いかがでしたか?
息を吐き切るということは、とても簡単そうに思えますし、難しくなさそう!なんて思うかもしれません。
しかし、実際にやってもると難しくて、なかなか出来ない方もいると思います。
この息を吐き切るという練習だけでも、体幹部のエクササイズの1つとしておすすめです。
ぜひ、家で挑戦をしてみてください。
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姿勢・スタイル改善専門パーソナルトレーナー北村智哉
②これを10回程度繰り返す。