埼玉県草加市・東京都の北千住・曙橋で活動している姿勢・スタイル改善専門パーソナルトレーナー北村智哉(Twitter:@trainer_tomoya)です。
胸を張った姿勢になると、スタイルや姿勢がいい方へ変わるイメージがありますが、必ずしもそうとは言い切れません。
パーソナルトレーニングを受けて頂く方の中で、胸を張り過ぎてしまっている方が、たまにいらっしゃいます。
胸を張るという姿勢をとることで、様々なデメリットがあります。
特に肋骨が開いたようなお腹になってしまい、くびれがなくなりやすくなるのも、そのうちの1つです。
その為、私は、胸を張るという姿勢をとることは、あまりおすすめしません。
体重や体脂肪率からみて痩せ型の数値なのに・・・
胸を張るという姿勢をとる場合、多くの方が肩を後ろへ引くような姿勢を作ります。
もっとわかりやすく言えば、背中を背骨に向かって寄せるようにします。
この姿勢を作ってしまうと、肩や背中の緊張が出やすくなります。
また、お腹の力を抜くことで、この姿勢を作りやすくなるため、それによりどうしても肋骨が開きやすくなってきます。
肋骨が開いてしまうことで、くびれの部分が減っていきます。
すると、体重や体脂肪率からみて痩せ型の数値なのに、くびれがないという悩みを持ってしまいやすくなります。
肋骨を実際に締めていくには、2段階のステップ
くびれを作るためには、2つポイントがあります。
- 体脂肪を減らす。
- 肋骨を締める。
その中でも、今回に当てはまるのが、「②肋骨を締める」というポイントです。
では、肋骨を実際に締めていくには、どうすればいいのでしょうか?
これには、2段階のステップがあります。
①息を吐き切ることを練習する。
②体幹部のエクササイズを行う。
上記のステップを順にお話ししていきます。
①息を吐き切ることを練習する。
まず、息を吐き切るということですが、胸を張り過ぎていると、どうしても息を吐き切るということが上手くできない方が多くいらっしゃいます。
息を吐き切るためには、肩や背中の筋肉の緊張が緩み、腹部の筋肉がお腹を締めるような動きをします。
しかし、これが出来ないのです。
これを練習するために、以下の方法で行ってもらっています。
凄く簡単そうに見えますが、意外と出来ない方が多く、苦戦することがあります。
②体幹部のエクササイズを行う。
それが出来たら、次は体幹部のエクササイズを行い、肋骨を締める筋肉を刺激していきます。
エクササイズ中は、お腹を締める意識を持ちつつ行います。
②片脚を床スレスレまで伸ばしていく。
③スタートの態勢に戻る。
④10〜20回を1セットとし、2〜3セット繰り返す。
やり方は簡単ですが、必ず以下のポイントに注意してください。
・腰と床の隙間を潰しておき、運動中は腰を反らせないように注意する。
・お腹を膨らませず、深呼吸のお腹を薄くしていくことを運動中は意識する。
腰を反らせないようにするためにも、最初は腰の丸めたタオルなどを入れておくと、隙間を潰す感覚を得やすいので、試してみてください。
まとめ
いかがでしたか?
くびれを作るためには、体脂肪を減らす or 肋骨を締める必要があります。
そして、肋骨を締めていくには、息を吐き切ることと、体幹エクササイズで肋骨を締める筋肉を刺激していく必要があります。
これが出来るようになることで、くびれを出しやすくなります。
しかし、胸を張った姿勢をしっかり改善しなければ、これらを行っても、くびれを維持していくことは難しいですので、その点もしっかり改善するようにしていきましょう。
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姿勢・スタイル改善専門パーソナルトレーナー北村
②吸った息を吐き切るまで吐く。
③その時にお腹を膨らませず、風船を萎ませるように行う。