埼玉県草加市・東京都の千代田区・文京区・足立区で活動している姿勢・スタイル改善専門パーソナルトレーナー北村智哉(Twitter:@trainer_tomoya)です。
腹筋を行うときに、骨盤を後傾させていますか?
この動きを入れておかないと、腹筋に効かせようと身体を動かしても上手く刺激を入れることが出来ません。
そして、理想のウエストラインを作ることが出来ません。
お腹を凹ませたり、理想のウエストラインができている人、腹筋を鍛えている人ほど骨盤後傾をしっかりさせています。
もし、腹筋していても上手く効果が出なくて悩んでいたら、今日お伝えする内容をエクササイズ中に意識してみてください。
腹筋は全部で4つ
まず、腹筋は全部で4つに分けることが出来ます。
これらを鍛えていく場合、捻りや側屈(横に身体を倒す)などの動きを行います。
代表的な腹筋運動といえば、クランチ・シットアップですね。
クランチは、上半身だけ軽く起こす腹筋運動。
シットアップは、完全に上半身を起こす運動。
この2つでは、腹直筋という筋肉をメインに鍛えることが出来ます。
なぜ骨盤を後傾させることがいいの?
でも、なぜこのエクササイズを行うときに骨盤を後傾させることがいいのでしょうか?
その1つに腹直筋の最大収縮を得やすくなるからです。
腹直筋は、恥骨から肋骨に向かって付着しており、お腹の部分が、6つに割れて見える筋肉です。
骨盤を後傾させることで、この2点がより近づきます。
その状態で上半身を起こすような動きをすることで、腹直筋の最大収縮を得やすくなるのです。
筋肉は、その動きの中で出来るだけ大きく伸縮させることで、刺激に合わせて変化していきます。
そのことから、エクササイズで筋肉を変えていく場合、出来るだけ伸縮させるため、骨盤の後傾という事前準備が必要なのです。
動作中に行うというよりかは、上半身を動かす前に骨盤を後傾させてから、上半身を起こす動きを行えばいいのです。
そして、動作中は、出来るだけ骨盤の後傾を崩さずに行うことをおすすめします。
骨盤後傾が上手く出来ない場合
骨盤の後傾という動きを上手く出来ない方もいます。
そんな時は、あるツールを使って、骨盤の後傾ができるように練習していきましょう。
- 仰向けで膝を立てた状態で寝ます。
- その時にお尻の下にハーフパイプを入れます。
※もしなければ、バスタオルなどを丸めたものを入れるようにしてください。 - 腰と床の間に隙間ができるので、それを潰すように骨盤を動かします。
その際に、頭を持ち上げたりして、他の動き(代償動作)を入れながら行う方もいますが、そのような動きが出ないように注意しましょう。
これを10回程度行った後に、ツールを外した状態で出来るように練習してみましょう。
まとめ
いかがでしたか?
腹筋に効かせるためには、骨盤の後傾という動きが必要になってきます。
これが出来るのと、出来ないのとでは効き方が変わってきますので、出来るように練習してみてください。
また、他のエクササイズでも、骨盤の後傾を必要とすることもあります。
地味な動きではありますが、大切なポイントですので、おすすめします。
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