埼玉県草加市・東京都の北千住・曙橋で活動している姿勢・スタイル改善専門パーソナルトレーナー北村智哉(Twitter:@trainer_tomoya)です。
背中のエクササイズ「ワンハンドロウ」を行なっていて、こんなことを思ったことありませんか?
・上手く広背筋に刺激が入らず、背中変わっていかない。
・背中を引き締めていくためにエクササイズはやっているが、イマイチやり方が分からない?
そのように感じている方がいたら、以前、お伝えした背中を引き締めるワンハンドロウの引き方についてお話ししているブログをご覧になられましたか?
まだの方は、下記のリンクからご覧ください。
前回お伝えしたポイントを意識して引けているが、なかなか上手くいかない・・・という方に向けて、今日は引き方ではないポイントをお伝えしていきます。
このポイントを意識して、しっかりと効果を出していきましょう!
なぜ股関節を意識するのか?
背中を引き締めていくためのワンハンドロウというエクササイズですが、前回は肘の引き方についてお話ししました。
今日は、股関節についてお話しします。
なぜ背中なのに股関節なのか?
と思う方もいるかもしれませんが、股関節の動かし方によっては、効果の出方が大きく変わってきます。
背中を丸めてしまうと・・・
まず、エクササイズを行う際に意識する点は、「筋肉の伸縮」についてです。
そのエクササイズで刺激を入れる筋肉を出来るだけ伸縮させていくことが必要になります。
これが出来なければ、刺激を入れることは出来ず、効果を引き出すことは出来ません。
今回ご紹介しているワンハンドロウは、広背筋という筋肉を伸縮させます。
この筋肉は、骨盤や背骨〜肩甲骨・腕に付着しており、エクササイズでは、この箇所を出来るだけ伸ばす・縮めるようにしていきます。
ワンハンドロウのフォーム
次に見てほしいのが、ワンハンドロウのフォームです。
腕で見にくいかもしれませんが、エクササイズ中は背中を丸めずに行います。
これが今回のポイントなのです!
エクササイズ中に背中を丸めてしまうと、先ほどお伝えした広背筋が最大に縮む(収縮)ことが出来ないのです。
その状態で行なっても広背筋の収縮は得られませんから、どうしても刺激が入れにくくなるのです。
その結果、背中を引き締めるような効果を引き出すことが出来ないのです。
股関節がどのように関係するのか?
背中を丸めないように行う必要があるのですが・・・・これと股関節がどのように関係するのか?
ワンハンドロウのポジションを作る際に、片膝・片手をベンチにつき、反対側の脚をベント横に置き、安定させます。
その際に、両方の股関節を曲げていくのですが、この時に、骨盤を前傾させることが出来ないと、背骨を丸めながらフォームになってしまいます。
先ほどのワンハンドロウを行なっている女性のフォームを見てもらうと、股関節が直角になるぐらいまで骨盤を前に倒して、ポジションを作っています。
このポジションが作れることで、背骨の丸みを作らずに、エクササイズを行うことが出来ます。
とても細かい部分ではありますが、これが出来るのと・出来ないのとでは大きな差が後々に出ます。
私もパーソナルトレーニングを行う際には、この点はしっかり見ていきます。
ヒップヒンジのポイント
そうは言っても、なかなか出来ないという方もいると思います。
そんな時は、このエクササイズを行う前にウォーミングアップとして、このエクササイズをお勧めします。
このエクササイズは、股関節の屈曲を意識していくためのもので、スクワットなどのしゃがむといった動作の前に行うことが多いです。
まずは、四つん這いからこのポジションを作れるのか?
・深く股関節を曲げても、骨盤の前傾を保てるか?
・背骨が丸まらずに行えるか?
この2点をぜひ意識したり、注目して、行なってみましょう。
その後にワンハンドロウのポジションを作る時にスムーズに作ることが出来ます。
まとめ
いかがでしたか?
ワンハンドロウという背中を引き締めるのにおすすめのエクササイズは、引き方だけではなく、ポジションを作る際に股関節にまで意識を向ける必要があるのです。
面倒だな・・・なんて思うかもしません。
しかし、そこまでやることで理想の引き締まった背中がつくれたり、背中が大きく空いたドレスなどが着れるのです。
そうやって、理想の自分を作っていくためには、様々な努力があるのです。
ぜひ、このブログを読んでいる方も上手く出来なくて悩んでいないで、ぜひ挑戦してみてください。
トレーニングやストレッチ・その他のご質問はLINE@からお待ちしております!
只今、東京・埼玉県(草加市)内でも新規クライアント受付中ですので、パーソナルトレーニングやカウンセリングにご興味ある方は、下記のお問い合わせページからお問い合わせください。
また、体験パーソナルトレーニングは、どういう流れでやるの?と思った方は、下記のブログをご覧ください。
姿勢・スタイル改善専門パーソナルトレーナー北村智哉
②背中を丸めない様にお尻を引いていく。
③元の位置までお尻を戻す。
④これを10回程度繰り返す。