肩が痛くて腕が高く挙げられない。背骨動かして改善する方法は?

肩の痛みがあって腕が挙げられない

埼玉県草加市・東京都千代田区・文京区・足立区で活動している姿勢・スタイル改善専門パーソナルトレーナー北村智哉(Twitter:@trainer_tomoya Instagram:@personal_tomoya)です。

ふとした時に腕を挙げて、痛くて、肩よりも腕が高く挙げられない経験はありませんか?

窓拭きや、高いところに物を置く、洋服を脱ぐ時・・・日常生活を送っていて、突然そのような状況に・・・。

その痛み、肩ではなく、もしかしたら背骨が原因で引き起こされているかもしれません。

なぜなら、腕を挙げたりする様な肩の動きは、背骨も一緒に動いているからです。

このブログでは、背骨が動かない事で、腕を肩よりも高くて痛くなってしまう理由と、具体的な改善方法をご紹介します。

ブログを読み終えると、背骨に対してもしっかり対処出来、肩の痛みがなくなるかもしれません。

背骨の3つの部位

背骨というのは、全部で3つの部位に分ける事ができます。(ここでは仙骨と尾骨は除きます。)

脊柱の分類を分けた絵
背骨の3種類
・頚椎
・胸椎
・腰椎

特に胸椎が、今回お話しする肩の痛みと関連してくるのです。

胸椎の動き

胸椎は全部で4つの動きが出ます。

・屈曲
・伸展
・側屈
・回旋

この動きの中でも特に「伸展」という動きが大きく関わってきます。

伸展という動きは、背骨を反らす動きなのですが、この動きが腕を上に挙げる動作に関わってくるのです。

腕を外から、または前から挙げていく時に胸椎が伸展の動きをしていくのです。

この動きが出てこないと、腕の骨や肩甲骨が上手く動かず、動きの途中でストップがかかってしまうのです。

その際に、肩に痛み、軽い場合は違和感が出てきてしまうのです。

試しに、背中を丸めながら腕を挙げるのと、少し背筋を伸ばして挙げる動きを比較すると、背筋を伸ばす方がやりやすいはずです。

その様に肩の動きに胸椎の動きが関わっているのです。

なぜ伸展という動きが出にくくなるの?

では、なぜ伸展という動きが出にくくなるのでしょうか?

それには、様々な要因が挙げられます。

代表的なものは、以下の通りです。

・長時間のデスクワーク
・長時間のスマホ操作
・運動不足
・一定姿勢のキープ

他にもありますが、上記のものが多い様に感じます。

これらが1つでも当てはまると、胸椎の動きが低下している事が考えられます。

その様に考えると、今は大丈夫でも今後、肩の痛みが出てきたり、また1度改善しても、その痛みが再び出てくる可能性が考えられます。

その様にならない為にも、どの様にして胸椎の動きを低下させない様にしていかなければならないのでしょうか?

最後に、その改善方法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

胸椎伸展ストレッチ

早速、その方法(胸椎伸展ストレッチ)をご紹介します。

背骨を反らせるストレッチをしている男性
ストレッチのポイント
①ポールを肩甲骨の下の背中に当てる
②そこからゆっくりと背骨を反らす様に身体を後ろへ倒していく。
③お腹の力は抜かない様に注意する。
④この動作を10回ほど繰り返していく

動作際は、胸の真ん中を反らせてアーチを作ることも意識してみてください。

いきなり最大限で反らせようとすると痛める可能性がりますので、徐々に大きく身体を動かしてみてください。

写真では、ストレッチポールを使用していますが、自宅などにない場合は、バスタオルなどを丸めたものを使用してもOKです。

その際は、2枚をまとめて丸めることでポールと同じ様な太さを作れますので、ぜひ試してみてください。

まとめ

いかがでしたか?

腕を挙げて、痛くて、肩よりも高く挙げられないとなった場合、胸椎の動きが停会している可能性があります。

それを改善していく事で、少しずつですが、腕が肩よりも高く上がりやすくなりますので、ぜひご紹介した改善方法をお試しください。

ただ、肩の痛みは、もしかしたら肩周りの組織に原因があるかもしれませんので、痛みや違和感がある時点で、医療機関にて診察を受ける様にもしてください。

もし、それがある中で無理に肩を動かしてしまうと、より悪化する可能性が出てくるかもしれません。

そこだけは、しっかり注意してくださいね。

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